ビジネスマンにオススメのインナー

ビジネスウェアに下着はNGって本当?

ビジネスウェアに下着はNGって本当?

■国よってはマナー違反

2005年より本格的に導入されたクールビズですが、今年も継続して続けられています。しかも導入時期も前倒し傾向になりつつあります。その理由は、気温の上昇時期が早くなってきているからです。特に今年は5月の時点ですでに真夏日の気温を記録している地域が日本全国で多発しています。そのような状況ですから、企業もクールビズの導入時期を早めて、ビジネスマンが職場で快適に過ごせるように配慮しています。

クールビズスタイルでは、男性の皆さんYシャツ一枚、もしくはポロシャツ一枚姿で通勤されている姿を目にします。日本ではYシャツの下に下着を着るのが当たり前なのですが、実はそれがマナー違反だと言う事をご存知でしたでしょうか?実は欧米のビジネスマナーでは、Yシャツの下に下着を着るのはNGとされているのです。その理由はYシャツが下着の役割を兼ねているからなのです。しかしながら日本と欧米では気候条件が大きく異なります。夏でもカラッとしている欧米の夏に対して、日本の夏は高温多湿でじっとしているだけでも汗をかいてきます。素肌にYシャツを羽織ってしまうと、汗でびっしょりと濡れて肌が透けて見えてしまいますので、本人も不愉快ですし、それを見た周りの人も不快な思いをしてしまうことでしょう。そこで日本に関してはYシャツの下に下着を身に着けても、マナー違反ということにならないのです。

適切なクールビズスタイルを

■Yシャツの下から下着が見えないように

だからといって基本的にYシャツの下から下着が見えてしまうのは見栄えが良いものではありません。クールビズでネクタイをする必要がなくなったことから、ワイシャツのボタンを一つ、二つ外して身に着けている方も多くいらっしゃいます。ボタンをはずした時に、Yシャツの隙間から下着が見えてしまうのはマナー違反なのです。それは下着が見えてしまうのはだらしない印象を与えてしまうからです。男性に限らず女性でも同じことが言えます。女性もボタンをはずしてシャツを着る、胸の大きくあいたデザインの洋服を着ることがありますが、下着が見えているのはみっともないことです。そのような服を身に着けるときは、適した下着を選んで着用して下着が見えないように配慮しているのです。

Vネックのデザインを選ぶべき

■第二ボタンを開けても見えない下着

日本のビジネスマンは下着を身に着ける必要があるのですが、パッと見て下着を着ていることがわからないような下着を選んで身に着けるのがおすすめです。例えば下着の襟の形にしても、夏に着用する下着は襟首が大きくあいたデザインを選ぶようにするのです。時々Tシャツの用な丸首の襟の下着を身に着けている男性を見かけますが、それではボタンを一つあけただけでも下着の襟元が見えてしまいます。ボタンを開けても下着が見えにくいのが、Vネックです。丸首よりも首が大きく空いているデザインのため、ボタンを外しても下着が見えにくいのです。Vネックのデザインといっても製造しているメーカーによって、ネックの角度はさまざまです。Vネックでも角度が浅ければ、ボタンをはずしたときに下着が見えてしまう可能性が高いのです。Vネックを選ぶ時は、襟の部分の切れ込み角度が深いタイプのほうが、ボタンを開けても下着が見えにくくなります。夏は第二ボタンくらいまでシャツを開けることが多いので、それくらいシャツを開けても見えないようなデザインの下着を選ぶようにしましょう。同じ下着でも着る人の体型によって、下着の見え方が変わってきます。下着を購入するときに、可能であれば試着をしてみて実際の下着の見え具合をチェックしてみるとわかりやすいと思います。

下着の色も肌に近い色を選んだ方が目立ちにくくなります。真っ白な下着を身に着けていると、ワイシャツから袖の部分がすけて一目で下着を身に着けていることが周りにわかってしまいます。男性用の下着でも肌色に近いベージュ色の下着がありますので、そのような色を選んだほうが、下着がより一層目立ちにくくなります。

アンダーシャツ